ドイツのベルリンで活躍する大学の同級生、テキスタイルデザイナーの根岸愛ちゃんに会いに行ってきました。
三日間の滞在中に、ベルリンの街を案内してもらいました。
大学卒業後、日本のテキスタイル会社で仕事をし、2012年に独立、ベルリンに移住。
ドイツに住みながらフリーランスとして日本の会社の仕事や、ドイツ国内の仕事で活躍されています。
1982年 東京都生まれ。
女子美術大学デザイン学科、コミュニケーションデザインコース 卒業。
ショップ店員、テキスタイル製作会社を経て、
現在、フリーのテキスタイルデザイナー・グラフィックデザイナーとして活動。
2012年よりドイツ・ベルリン在住。
愛ちゃんの自宅兼オフィスに三日間、滞在させてもらいました。異国の地、オシャレな空間に憧れがつのります。
ちょうど滞在中に、彼女はベルリンのアンペルマン会社とのコラボレーション商品である、ショールのデザインをしていました。
アンペルマンとは、ベルリンにある歩行者用信号機のキャラクターです。
こちらが完成のショール。画家の和田百合子さんとともに手がけたアンペルマンをあしらった素敵なデザインです。
http://ampelmannshop.com/epages/Ampelmann.sf/de_DE/?ObjectID=785860&ViewAction=ViewProduct
ショールのアレンジコーディネート。とってもオシャレです。
下は愛ちゃんがデザインしたテキスタイルの一例。どれをとっても、本当にセンス溢れる魅力的な作品ばかりです。
学生の頃からファッションに取り入れるグラフィックデザインがとても得意だった彼女。
ドイツにうつってからますますセンスが光ります。
生活の拠点をドイツにおき、デザインを制作している意味を、彼女のつくるものからとても感じられます。
滞在した三日間に、お買い物や、ベルリンのおすすめカフェへ、連れて行ってくれました。
住んでいる人ならではのベルリン案内で、私も思わずベルリンでの生活をイメージしてしまう程、素敵な時間を過ごせました。
通りで見かけたマーケット。新鮮な野菜がとっても安いんです。ドイツは日本より生活費がかからないのも魅力だそう。
かりっとしたパンの上に、ポーチドエッグ。マッシュルームとほうれん草を添えて。
パンは、少し塩味のきいた甘いハチミツ味で、びっくりするくらい美味しかったです。
通いたくなるような近所にほしいお店です。
電車に乗ると、青いユニフォームを着た人達がたくさん。
ベルリンに本拠地を置くサッカーチーム「ヘルタ・ベルリン」の試合があるようです。
仲良くラジオ?を聞いているおじさん二人組に会いました。手には旗。試合の観戦に向かっているところでしょうか。
この二人の姿や、駅や電車にあふれる青色の服装の集団をみていると、
私が好きな広島カープのファンと変わらないなと、ふとおかしく思ってしまいました。
ベルリンの東側と西側の両方に行きましたが、雰囲気がまったく違っています。
東側のベルリンの街にはグラフィティアートがたくさん。街に溶け込んでいます。
建物の外だけではなく、中で入ったトイレにも壁じゅうがグラフィティで埋め尽くされていました。
アーティストそれぞれオリジナルの文字の書き方やサインがあるそうです。
お店の雰囲気がとっても良く、お客さんで沢山。ベルリンの人気カフェです。
愛ちゃんのベルリンのお友達と一緒に昼食。みなさんベルリン在住で活躍される日本人のアーティスト。
野菜たっぷりのランチプレートをいただきました。ドイツはとにかく野菜が新鮮で、とても美味しかったです。
ここのお店はケーキも人気。テイクアウトしてみました。ドイツのケーキは、1カットがとても大きいですが、
思ったより甘すぎず、くどくないので、意外にぺろりと食べることができます。
通りかかった公園にて。夕方?のような写真ですが、既に夜20時。まだまだ明るかったです。
ベルリンの春夏は明るい時間がとても長いんです。時間を忘れて遊んでしまいます。
少しドイツらしくない異国情緒あふれる建物が。景観に配慮してかスターバックスのロゴも白色です。
ドイツと言えば、ビール。オススメの黒ビールを飲んでみました。
どこか黒糖のような甘さがあり、とっても美味しかったです。女性に人気があるそう。
左は同じく美大の同級生でベルリン在住の友人ちあきちゃんと、右は愛ちゃん。なぜかお店のサボテンを持って。
ちあきちゃんは幼少時にヨーロッパに住んでいた帰国子女。現在はベルリンでアーティストとして活動されています。
いつも元気いっぱいで明るいちあきちゃん。卒業以来、ベルリンでの再会でした。
みんな本当にグローバル。二人ともあの頃と変わらない様子で、とても嬉しかったです。
帰りの電車のホームで陽気な若者と。初対面にも関わらず、みんなフレンドリー。ベルリンが大好きになりました。
三日間という短い滞在期間。もっともっとベルリンを知りたくなりました。ぜひまたゆっくり訪れたい街です。
そしてこれからも、ベルリンの愛ちゃんのご活躍が楽しみ。たくさんのハッピーをもらったベルリンの三日間でした。